ニューヨークに恋して
ニューヨーク🗽という文字を見るだけで、
手に届かないなにか、憧れたまま手に入れられないまま枯れてしまった青春の名残を眺める気分になります。
今月のPOPEYEは、そんな私を嘲笑うような
特集「ニューヨーク退屈日記」。
稀代の才人、伊丹十三氏の「ヨーロッパ退屈日記」を連想させるこのタイトルは、退屈とは程遠いニューヨークの日常とトレンド、スノビッシュとコンサバ、ちょっと背伸びな話題とと庶民的なピックスが紹介されています。
ライターお一人おひとりの「ニューヨーク物語」にグイグイ惹きつけられ、読み物としてもとても面白かったです。
コーヒーを飲みながら今日はどのページを読もうかな、と楽しみになる1号です。