【プラド美術館展】ブックラバーの美術鑑賞
いつも思うんですが、美術館展に来る老若男女の多さにいつも圧倒されます。
今回は、好きな画家・ベラスケスの作品が7点も出展されるとあって興奮。
ひしめくお客様たちを物ともせずじっくり堪能してきました。
ブックラバーにとって美術館展は、刺激の宝庫。
キリスト教の教義、歴史、キリスト教との対比としてのギリシャ神話、スペイン王国の栄枯盛衰、宮廷知識、美術鑑賞の前提となる象徴(モチーフ)への理解、スペイン美術の動静・・・
絵画を見る行為は、好き、嫌い、気になる、面白いetcという沸き起こる感情のままに見るのも楽しいです。
加えて、絵にまつわる知識を付けて見ることで、尚一層、1枚の絵画を深く理解し、その世界観を堪能することができるように思います。
改めてベラスケスの巧みな筆致に圧倒されると共に、西洋の古典、歴史への学習意欲が沸き立つ刺激的な絵画群を堪能しました。
いつか行きたい、プラド美術館。
お土産ポストカードはやっぱりこれ
国立西洋美術館で開催されているプラド美術館展は、今週末までです。